日本語能力試験について

2024/07/19

外国人労働者が特定技能を取得するためには、日本語の語学力が必要です。そのため、日本語力を測る試験が用意されています。日本語能力試験(Japanese Language Proficiency Test)は日本語を母語としない外国人が主な対象で、日本で生活をしたり、働く際に必要な日本語のスキルを認定する試験です。日本語能力試験を実施しているのは、国際交流基金と日本国際教育支援協会です。実施時期は、原則7月と12月の年に2回実施です。海外では、7月もしくは12月の試験だけ行う都市もあります。

日本語能力試験の4つの特徴

① 課題遂行のための言語コミュニケーション能力を図る

出典:日本語能力試験https://www.jlpt.jp/about/points.html

② 5段階のレベルから自分に合ったレベルが選べる

日本語能力試験(JLPT)はN1からN5の5段階に分かれています。N1が最も難しく、N5が最も簡単です。各レベルの合格者が日本語を使ってできることは以下の通りです。

N1(最も難しい)

  • 理解できること: 幅広い場面で使われる日本語
  • 読む力: 論理的にやや複雑な文章や抽象度の高い文章を理解できる
  • 聞く力: 自然なスピードの会話やニュース、講義を詳細に理解し、要旨を把握できる

N2

  • 理解できること: 日常的な場面に加え、より幅広い場面で使われる日本語
  • 読む力: 一般的な話題に関する読み物の流れ・表現・意図を理解できる
  • 聞く力: 自然に近いスピードの会話やニュースを理解し、要旨を把握できる

N3

  • 理解できること: 日常的な場面で使われる日本語
  • 読む力: 日常的な話題についての具体的な内容を理解できる
  • 聞く力: 自然に近いスピードの会話を聞き、登場人物の関係性・具体的な内容をほぼ理解できる

N4

  • 理解できること: 基本的な日本語
  • 読む力: 基本的な漢字や語彙を使った文章を理解できる
  • 聞く力: ややゆっくりの会話の内容をほぼ理解できる

N5(最も簡単)

  • 理解できること: 初歩的な日本語
  • 読む力: ひらがなやカタカナ、日常生活で使われる定型文を理解できる
  • 聞く力: ゆっくり短い会話であれば必要な情報を聞き取れる

③ 尺度得点で日本語能力をより正確に測る

日本語能力試験の得点は、素点(何問正解したかを計算する得点)ではなく、尺度得点を導入しています。尺度得点は「等化」という方法を用いた、いつも同じ尺度(ものさし)で測れるような得点です。

④ 日本語能力試験 合格者と専門家の評価によるレベル別Can-doリストを提供している

Can-doリストで受験者やまわりの人が「このレベルの合格者は日本語を使ってどんなことができそうか」というイメージを作るための参考情報として活用することができます。


まとめ

外国人が日本で支障なく働くためには、外国人本人が日本語を話せることが大切です。また、話せたとしても意思の疎通が難しい場合もあります。そのため、特定技能制度を利用する際には、業務に支障が出ない程度の日本語ができることを、事前に確認しておく必要があるでしょう。

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